MENU
  • プロフィール‐profile-
  • 秋田県のサウナ秋田県を主にサウナ施設をご紹介!
  • 介護の悩み介護の不安や悩みを解決!
  • 商品紹介おすすめの商品をご紹介!!
個人的ニュースをお知らせします。イカゲームのシーズン2が製作されると発表されました。 ボタン
介護士サウナーddのlife blog
介護の仕事をする人、している人。また、サウナ情報を身につけたい、秋田のサウナを知りたいという方はぜひみてください!!
  • プロフィール‐profile-
  • 秋田県のサウナ秋田県を主にサウナ施設をご紹介!
  • 介護の悩み介護の不安や悩みを解決!
  • 商品紹介おすすめの商品をご紹介!!
介護士サウナーddのlife blog
  • プロフィール‐profile-
  • 秋田県のサウナ秋田県を主にサウナ施設をご紹介!
  • 介護の悩み介護の不安や悩みを解決!
  • 商品紹介おすすめの商品をご紹介!!

フランス生まれのケア技法 「ユマニチュード」について説明しようじゃないか😁

2022 5/11
介護 スキルアップ 多職種との関わり
2022年5月11日
  1. ホーム
  2. 介護
  3. スキルアップ
  4. フランス生まれのケア技法 「ユマニチュード」について説明しようじゃないか😁
佐藤

実は今回、私からご紹介したいことがあります😅
認知症ケアが難しい、学びたいと思っている方に伝えたいですね(笑)
それは、フランス生まれのユマニチュードというものです。

目次

ユマニチュードとは

ユマニチュードはフランス語の造語で、「人間らしくある」「人間であることを尊重する」といった意味です。

フランス生まれのケア技法で、認知症介護への活用が期待される方法です。

認知症の方は自分が受ける治療や介護の目的がわからないために恐怖や不安を感じ、その結果、認知症の方へのケアは困難を抱えてしまいます。

佐藤

知覚や聴覚、言語による包括的なコミュニケーションを行うユマニチュードは、介護現場で注目を集めています🧐

ユマニチュードの考案者であるイブ・ジネスト氏はもともと体育学の教師でした。

彼は病院職員の腰痛対策に取り組んでいた時に、腰痛の一因が認知症患者への無理なケアを行わざるを得ない状況にあると気がつきました。

「患者がケアを拒否するのには理由があるはず」という考えから生まれたのが、“ユマニチュード”でした。

イブ・ジネストともう1人の開発者であるロゼット・マレスコッティの名を冠した「ジネスト・マレスコッティ研究所」は長年にわたってユマニチュードの研究・教育を行っており、日本には国立病院機構東京医療センターの医師がジネスト・マレスコッティ研究所を訪れたことをきっかけにユマニチュードが導入されました。

研究所の日本支部が開設されたのは2014年のことで、ロゼット・マレスコッティ研究所日本支部はベルギー・スイス・ポルトガル・ドイツ・カナダに次ぐ6番目の支部となりました。現在フランスでは600を超える医療・介護機関がユマニチュードを導入、日本でも支部による講習や研修会が多数開催され、ユマニチュードの知識は徐々に広がりを見せています。

ユマニチュードの方法と考え方

ユマニチュードは「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つを基本要素とし、150の技法からなります。

佐藤

ほとんんどのものは、簡単に身につけられ、家庭でも実践できるものです!

①見る

ユマニチュードでは、認知症の方と接する時に相手を見下ろすことをしません。

ベッドで寝ている相手や座っている相手に対し、ベッド脇から立ったまま話しかけたりすることは避けましょう。

見下ろすという動作には、介護をしている側にそのつもりがなくても相手を「支配されている」という気持ちにさせてしまいます。

認知症の方は視野が狭いので、会話をする時は相手の正面から近づき視野の中心に入るようにします。アイコンタクトをする際のポイントは「長く」「近く」で見つめること。こうすることで顔も覚えてもらいやすくなりますよ。

②話す

もくもくと機械的な介護を行うと、相手は「自分の存在が忘れられている・否定されている」と感じてしまいます。

ケアを行う際には、最初から最後までの声かけを忘れないようにしましょう。

「右手をあげますよ」などとやっていることを説明しながら介護をすることで、利用者の方は安心して相手に体を任せられるようになります。

③触れる

相手の体を起こす時、あるいは動かす時に手首や腕をつかんでしまうこと、ありませんか? 

ユマニチュードでは腕をつかむのではなく、利用者の方が自分の力で起き上がるのを腕の下から“触れる”ようにして支えます。

私たちが日常生活のなかで他人に腕をつかまれる場面はそう多くはありませんよね。

そんなことをされたら、どこかに連行されるような気分になってしまいます。

腕を“つかむ”のではなく優しく“触れる”、あるいは手を握るなどの方法で、利用者の方の自分で動く意思を尊重します。

④立つ

寝たきりのままにさせない、というのもユマニチュードの重要な考え方です。

立って歩くことによりその人らしさを大切にし、本人が“人間としての尊厳”を自覚できるように働きかけます。

ユマニチュードの主眼は、以上のようなケアを通して、その人が「人間である」「そこに存在している」、そして「人間として他の人たちと出会える」ことを伝える点にあります。

認知症がかなり進行している状態であっても、その人がかけがえのない存在であることを相手に理解できる形で伝えるのがユマニチュードの方法です。 認知症が進行し数分の記憶を保つのが難しいという方でも、感情的な記憶は長く残ります。 ユマニチュードでは感情的な記憶をとどめることを重視し、触覚や視覚、聴覚に対して「あなたはかけがえのない存在である」という前向きなメッセージを伝えていきます。 優しい言葉をかけながらもアイコンタクトが取れていなければ不十分で、言語・非言語の双方からメッセージを伝えましょう。

佐藤

どれも経験年数が長くなるといつのまにかやらなくなったものばかりですね…
改めて意識して、行うと仕事への向き方も変わるかもしれません!

ユマニチュードの効果

ユマニチュードを実践することで、機械的な介護や本人が望まない強制的なケアを避けることができるでしょう。

ユマニチュードの理論に基づいた介護をした結果、認知症を患ってから怒りっぽく攻撃的になった人が、その人本来の性格を取り戻したという報告もあります。

ユマニチュードのメリットは、介護を受ける本人のみならず、介護にあたる人や家族などの周りの人も穏やかに過ごせるようになること。

入浴などの介護がスムーズに行えるようになったり、フランスでは認知症の方への向精神薬使用が削減できたという結果が報告されています。

認知症の方には、介護をする側の思いや優しさが伝わりづらいと感じることがあるのではないでしょうか。介護する側の優しさを「相手が理解できる形」で伝えるのがユマニチュードの最大の特徴。技術と哲学が一体となったユマニチュードの普及が進めば、日本における認知症介護のあり方が変わる日もそう遠くはないはずです。https://jhuma.org/humanitude/

気になる方は、この本も読んでみてください(笑)

介護 スキルアップ 多職種との関わり
コミュニケーション ユマニチュード 声かけ 認知症

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow @5Suvl Follow Me
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • 利用者様にタメ口(敬語なし)で話す先輩…違和感がある🙄 それどうなの?
  • 介護職に向いているのはどんな人なのか…。簡単に適正かどうかチェックができる!!

この記事を書いた人

ddのアバター dd

20代後半の介護士です。このサイトを見て、介護のあれこれを知ってくだされば嬉しいです。
仕事疲れを癒すために、サウナ巡りをしています。ととのいを求めるために…
秋田のサウナ施設を主に紹介していますので、秋田県民の方、また秋田のサウナが気になる方は、ぜひご覧ください。
県外にもサウナ巡りが出来たらなんて思っています。

この著者の記事一覧へ

関連記事

  • バイスティックの7原則とは?在宅介護を行うご家族も知っておきたい
    2022年6月1日
  • 特別養護老人ホームを上手に選ぼう!! 「従来型」と「ユニット型」の違いについてお伝えします。
    2022年5月21日
  • 介護職に向いているのはどんな人なのか…。簡単に適正かどうかチェックができる!!
    2022年5月19日
  • 利用者様にタメ口(敬語なし)で話す先輩…違和感がある🙄 それどうなの?
    2022年5月10日
  • 職員の一つひとつの言動が気になってイライラするという人は…🧐
    2022年5月8日
  • 退職したいことを伝えるタイミングに困ってなかなか仕事を辞められませんでした…
    2022年5月6日
  • 着脱介助のポイントは利用者様の好みを尊重することと脱健着患!!
    2022年5月5日
  • たばこやトイレ、頻繁でもいいの? 仕事の合間の「休憩」はどれくらい認められるものなの…タバコ休憩が長いと気になる!!
    2022年5月4日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

サウナからつながる私の生活 - にほんブログ村
にほんブログ村 健康ブログ サウナ風呂・低温サウナへ
にほんブログ村
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村
固定ページ
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • プライバシーポリシー
  • プロフィール‐profile-
  • ホーム

© 介護士サウナーddのlife blog.

目次
閉じる